COMMENT モニターの声

SIN ACのモニターレポート
ハンドルネーム  ショパン様よりモニターレポートをいただきましたので、長いですが全文掲載させていただきます。

 またショパン様のブログサイト「魅惑の音楽を求めて」はこちらです。こちらでもモニター結果を掲載されていますの、併せてご覧下さい。


このたびは、モニターに選んでいただき有難う御座います。あと数本のSINのケーブルを購入するために、資金を貯めていましたので、この機会は、とても、感謝しています。



初めに、モニターと立場とそれを行う私のスタンスに付いて、SINの電源ケーブル(定価126000円)という大変高価な商品であり、文章を書くことにより、これがプレゼントしてくださるという事で、贔屓目に商品レビューを書くと感じる方が居ると思いますが、私は、試聴の結果で、身銭を使って、このSIN電源ケーブルを購入しています。


まず、言えることは、ケーブルを主役と考えている方には、脚色が少ないので、お勧めしにくいです。しかし、試聴の時に同社の製品を1本混ぜますと、システムの素の姿が分かりますので、お勧めできます。反対に、機器の能力を最大限に、脚色を付けずに発揮させたい方には、物凄くお勧めできます。


店頭の試聴時に候補に上がったのが同価格帯で、人気も実力もあるキャメロットのPM-900です。


試聴CD


ショパン 奏者ウラディミール・アシュケナージOP66 (クラシック)

モーツアルト ディヴェルティメント コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団 (クラシック)

See-Sow 「あんなに一緒だったのに」  (J-ポップス)

藤田恵美  camomile のOver the Rainbow (ポップス)


キャメロットのPM-900とAETのSINの差で、一番に言えることは基本音質の変化だと思います。PM-900は音の粒子が丸みを帯びて滑らかになります。芳醇な感じの雰囲気を醸し出します。逆にSINは、音質を変える事がなく、精度と密度が上がります。変化は、キャメロットの方が大きく(音質が滑らかになるので)それを「良し」とする方も居ると思いますが、私は、SINの方が、純粋に機材の能力を引き出していると感じ、此方を選択して購入しました。

初期の電源に対するコンセプトが、純水な水の様な電力が欲しいと思っていたからです。根幹部で着色をしてしまいますと、全体がその色で染まってしまいます。可能ならカラーゼーションの無い物を選びたいと、常々、考えていましたので、この電源ケーブルSINとの対面は、良い出会いでした。


自宅の環境

SA-CDプレイヤー アキュフェーズ DP-78

コントロールアンプ アキュフェーズ C-2400

メインアンプ    アキュフェーズ A-30

スピーカー      DAII IKON6

スピーカーボード   クリプトン AB-1000

電源環境

CDプレイヤー 光城精工 DA-702ISに接続

コントロールアンプ メインアンプ 光城精工 ミティークに接続

電源ケーブル 

CDプレイヤー アクロリンク4030PCからAETのSIN ACに交換

コントロールアンプ  オヤイデ ツナミNIGO P&C-037プラグで自作

メインアンプ    オーディオテクニカ 6100PC

光城精工の機材は付属品ケーブル

ライン&スピーカー ケーブル

CDプレイヤーから。コントロールアンプには、PADのHDIのバランスケーブル

コントロールアンプから、メインアンプには、オーディオテクニカ RCA AT-RA5000ANV 

スピーカーケーブル オヤイデ アクロス2000


自宅に、購入した。このケーブルが届き、CDプレイヤーに付けていた。アクロリンクの4030PCと差し替えた感想は、寝ぼけていたシステムが全体的に、活性化したという印象を受けました。試聴時のSINの特徴をそのままに、音の密度と精度が上がり情報量が増え、静かな湖畔のように物凄く静かです。この静寂感と透明感は、得がたい物です。

また、それまでのセッテング環境では、このケーブルの性能を殺していると感じて、以前から予定していました。大規模なセッテング環境の見直し作業を加速度的に早める事になったのです。


試聴CD

波多野睦美 ひとときの音楽 (バロック音楽)

ショパン 奏者ウラディミール・アシュケナージ OP66 (クラシック)

セリーヌ・ディオン ザ・ベリーベストIT’S ALL COMING BACK TO ME NOWとI WANT YOU TO NEED ME (洋楽 ポップス)

ベートーベン 月光 第一楽章 奏者バックハウス (クラシック)


20~50時間以上の通電をしましたので、CDP用電源ケーブルをAETのSINからアクロリンク4030PCに戻してみました。全体的に言えることは、レンジの違いだと思います。音楽が窮屈で違和感があり、密度感から、ショパンのOP66、ベートーベンの月光でのピアノの響きと余韻、残響間が違います。

ひとときの音楽では、チェンバロの響きと、声楽の透明度が違います。セリーヌは、静寂感からの音の立ち上がりが変わります。

SINは、静寂感からの躍動感と切れのある立ち上がり、全域にわたる密度感と空間の凄いです。


ここからが、モニター用SIN ACケーブル導入です。


SA-CDプレイヤー アキュフェーズ DP-78

コントロールアンプ アキュフェーズ C-2400

メインアンプ    アキュフェーズ A-30

スピーカー      DAII IKON6

スピーカーボード   クリプトン AB-1000

電源環境

CDプレイヤー 光城精工 DA-702ISに接続

コントロールアンプ メインアンプ 光城精工 ミティークに接続

電源ケーブル 

CDプレイヤー     AET  SIN AC 

コントロールアンプ   AET  SCR AC

メインアンプ   オヤイデ ツナミNIGO P&C-037プラグ自作

DA-702IS  オヤイデ ツナミNIGO P&C-037プラグ自作

ミティーク    光城精工付属品 


ライン&スピーカー ケーブル

CDプレイヤーから。コントロールアンプには、PADのHDIのバランスケーブル

コントロールアンプから、メインアンプには、オーディオテクニカ  RCA AT-RA5000ANV 

スピーカー ケーブル AET SIN


試聴CD

波多野睦美 ひとときの音楽 (バロック音楽)

ショパン 奏者ウラディミール・アシュケナージ OP66 (クラシック)

ファジル・サイ ブラック・アース トルコ行進曲“ジャズ” (クラシックをジャズ風に編曲)

ドビルザーク 交響曲第9番 新世界より、ケルテス指揮 ロンドン交響楽団 主に3.4楽章 (クラシック)

セリーヌ・ディオン ザ・ベリーベストIT’S ALL COMING BACK TO ME NOWとI WANT YOU TO NEED ME (洋楽 ポップス)


まずは、良い機会なので、エージング前とエージング後のケーブルを試聴しました。エージングよってケーブルが、どの様に変化するのかが、興味深いからです。

 自分で使っている。AET SIN ACケーブルは、100時間以上通電している物になります。それと交換して、試聴しました。CDプレイヤーで、の交換試聴になります。


 すぐに、分かるのが、反応の鈍さです。ピアノ曲での反応の鈍さ音離れの悪さを感じます。ひとときの音楽での声楽の伸びも悪く、セリーヌのボーカルもやや硬く耳に付きます。これは、交響曲での管楽器にも言えることです。また、弦楽器のピーク時に、音がキツイ感じを受けます。

まだ、準備体操前で、交響曲のドビルザークでの楽器の分離もよくありません、故に、音が混濁してダマになって聴こえます。

 反応の鈍さ、硬質感、きつさ、分離感、伸びきりの悪さは、全てに共通していますが、特に、気になったものを挙げました。

 しかし、S/Nが影響する静けさは、導体ではなく、シールドの問題だと思います。気になりませんでした。

 SIN電源ケーブルを自分で、購入して、付け替えた時は、全然、気がつかずに、その凄さに圧倒されたのですが、同じ物を聞き比べると、エージング前とエージング後の音質の差は明らかです。


 メインアンプの自作ケーブルと交換試聴をしています。


また、試聴CDに臨時に追加しています。

マーラー 交響曲1番 巨人 インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団 4楽章 (クラシック)


 付け替えて直ぐの感想は、どのような結果ガ、起きるかは予想していましたが、予想通りと言うべきか、以上と言うべきか、ある部分は予想通り、他の部分は予想以上と言うのが本音です。

全ての試聴CDで、すぐに分かるのが、やはり、その静けさです。現在でも、凄い静かなのですが、更に静けさに磨きがかかりました。


音楽に直接の関係がないのですが、自室で、ダイキンの空気洗浄機を使っています。しずかなモードで使っていまして、音の大きさは、20デシベル以下、確か12~16デシベルだったと記憶しています。葉っぱが擦り合わさる音と例えられています。寝るときにも気になりませんし、今までの試聴では、全く気になりませんでした。しかし、メインアンプにSIN ACを挿しますと、空気洗浄機のファンの音が気になります。

以後の本格、試聴時には、空気洗浄機の電源を切っています。


この静寂感をバックにして音楽が展開させます。音楽が始まる前の静けさ、音が切れたときの静寂さが、たまらないです。特にクラシックを聞いたときに、独特の楽器の音色が、切れた静寂な間があるのですが、その間に、吸い込まれそうになります。


密度感から、この密度感ですが、ただの密度感ではなく、情報の粒子が物凄く細かいのです。その細かい粒子が密度を伴って展開されます。

特にピアノ曲の音の響き、余韻が良いです。ショパンOP66の頭でピアノの鍵盤を強く叩くのですが、この鍵盤の響きが更に良くなりました。声楽、ボーカルで波多野睦美、セリーヌでは、空間における実在感が更に良くなっています。


購入したばかりで、聞き込んでいませんので、リファレンスCDにしていない。マラーの交響曲第一番 巨人 エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団の4楽章を聞きました。その奥行き感と広大なステージ感に、仰け反りそうになり、その凄さに圧倒されました。

静けさ、情報量とその密度が上がる事を付ける前から、予想していたのですが、この広大な奥行き感は、予想を超えました。かなり、ビックリしています。

エージングが終わったら、凄みが増すのを知っている身としては、エージング前での予想を超えた凄みに、思わす顔が綻んでいます。


レファレンスCDとしていないのですが、J-ポップスのリズム曲、ロックなどを聞きましても、力強さ、立ち上がりの早さ、レスポンス、切れがありますので、問題なくマッチングします。

個人的には、脚色が少ないので、どのようなソースにもマッチングすると考えます。しかし、このエネルギッシュな音を嫌い。おとなしい音を好む方には。合わないかもしれません。


また、通電時間が20時間前後、辺りだと思います。音質に瑞々しさが出てきました。自然な色彩感も感じられるようになっています。ボーカル曲が瑞々しく聴いていて、物凄く楽しいです。


モニター用ケーブルの通電時間が、30~50時間となりましたので、元のツナミNIGO(P&C-037)ケーブルに交換して、比較試聴を行いました。


新世界、マーラーの4楽章では、奥行き感が違い、特に、弦楽の倍音の表現力が違います。細かい粒子の情報量と密度感の勝負になりますので、まったく、自作ケーブルでは、かないません。しかし、パワーとスケール感に関しては、自作ケーブルも頑張っています。


セリーヌでは、ボーカルの密度感が違います。また、静寂感から始まる感じもやはり、S/Nの関係で、自作ケーブルでは辛いです。また、ボーカルとバックの演奏の位置の表現がSINの方が良いです。

ひとときの音楽では、密度感から来る声楽の実在感が違い、特に、気になったのが、繊細なチェンバロの演奏が、自作ケーブルでは、表現の限界を感じています。


悲惨だったのが、ショパンOP66 トルコ行進曲“ジャズ”です。自作ケーブルですと、只管、鍵盤を強打しているように聴こえます。繊細なピアノタッチが表現できていませんし、ピアノの鍵盤の響き方も違います。試しに、ショパンOP53なども聴きましたが、駄目です。微妙なピアノの鍵盤を叩くタッチの表現は、勝負になりません。


しかし、自作ケーブルは、材料費が2万円弱ですので、AETのラインナップと勝負するのでしたら、HCRまたはHINと比較試聴をしませんと、公平ではないと思います。


オーディオを舞台と考えて見ましょう。CD内容が演目です。主演はCDプレイヤー、アンプ、スピーカーでしょう。電源ケーブルは、黒子に当たると思います。黒子が目立ってしまっては、舞台がチグハグになります。しかし、居なければ舞台は成り立ちません。

SINは、主演男&女賞は取れません、しかし、助演男&女賞に輝くと思います。名脇役、名黒子に当たると思います。


また、料理にも置き換えられます。水=電力と考えますと、水が例えば、極端なところで、砂糖水だとしましょう。これで、ご飯を炊き、味噌汁、卵焼きを作ります。まあ、卵焼きは美味しくなると思います。しかし、その他はどうでしょうか?私には美味しそうに思えません。


 しかし、フランス料理のソースのように、電源ケーブルから、味付けをして、自分のシステムを組む楽しみもありますので、各自の好みとスタンスの問題だと考えます。

私自身も脚色が付いた電源ケーブルを使って、楽しんでみたいとも思いますが、CDに寄り添う形で、脚色の少ないAETのケーブルは、現在のところ、最大のお気に入りです。


また、ラインケーブルのラインナップの復活、または、更なる挑戦に、期待をしています。

ショパン様、長文ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


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