COMMENT モニターの声
- プロミュージシャンの方からのモニターレポート HCR AC
- プロミュージシャンの CALM 様より電源ケーブル(HCR AC)のモニターレポートをいただきましたので紹介させていただきます。
CALM 様には、以前も HIN AC Rev B のモニターレポートをいただいております。今回は、 HIN AC Rev B と HCR AC の比較レポートもいただきました。本当にありがとうございます。
CALM 様のWebサイトはこちら
前回 CALM 様からいただいたHIN AC Rev B のモニターレポートはこちらです。
合わせて参照いただければ、ありがたいです。
小原様
大変遅くなりましたが、先日送っていただいた電源ケーブル(HCR AC)の使用感想です。
まずうちのプリアンプ Audio Design社に特注で作ってもらったプリアンプミキサー(http://www.audiodesign.co.jp/HMM.htm)に使用。
比べたのは大胆にも以前頂いたAET HIN AC RevBです。カートリッジやフォノイコ等は以前と同じです。
今回もリファレンスディスクにPat Metheny Groupの『First Circle』のレコードを使用。
何故いつもこのレコードを使うのかというと、ECMというレーベル特有のきらびやかな透明感溢れる、デジタルレコーディング初期、80年代前半のアナログサウンドとデジタルサウンドの見事な融合が盤に刻まれているからです。
恐らく多くのオーディオマニアは60年代の古いジャズや、ハイファイなクラシックなどをリファレンスとして、また愛聴盤としているのでしょうが、音楽は古いものだけではない。
実際自分はCDやレコードをリリースするアーティストとして活動しているので、古い音楽のみが音楽だとい考え方には否定的です。勿論(年代が)古い音楽もコレクションしているし、愛聴しています。
個人的にもアナログサウンドは大好きなのですが、アーティストとして、そしてリスナーとして中間を取るとしたら、このPat Methenyのこの時代の音は見事としか言いようがないです。
少し話しがずれてきましたが、このPat Metheny Groupの『First Circle』はデジタル的なハイファイさとアナログシンセやアコースティックベース、ギター、ピアノ、そしてボーカルが一体となって感じることができなければ、良い再生システムとは言えないと思ってます。
まずはHIN AC RevBですが、当然いつも気に入って使っているケーブルなので、いつも通り素晴らしい音がします。さてHCR ACにつなぎ変えてみます。さすがに同じメーカーの音がします。
当然AETの素晴らしいところでもある あのハイからローまで均等に出る特性。
切れの良いライドシンバル、丁寧に録音されたハイからローまでしっかり出ているアコギ、アコースティックベースの存在感などなどフラットに表現できています。
確かにHIN AC RevBに比べると上下のレンジ感がちょっとだけ狭い気がしますが、コストパフォーマンスやそのものの存在意義みたいなものは確認できました。
勿論基本的は左右のワイド感や位相感などはAETのものとしてしっかり存在していると思います。
次に元々使用予定だったパワーアンプAcoustic Research Limited に接続。
通常はS/A Labのハイエンドホースを使用しています。
こちらはさすがに違いが出ました。
ハイエンドホースも癖がなく大好きなのですが、一番驚いたのはアコースティックベースの存在感でした。
小さく弾いているときも小さいながらもラインがしっかり見えて、大きく弾いたときも暴れすぎず。これは恐らく高音部もしっかり出ているからかもしれませんね。しかしハイが主張しすぎることは全然なかったのが驚き。
極端に言えばミッドローが存在感を増したかのような。躍動感が出る感じといったいいでしょうか。AETの製品全てに言えることなんですかね?
これで上位機種だと一体どんな音がするんでしょうか?
秋には機材回りをシンプルに、自分の部屋に合った選び方をしようかと考えています。そうすればもっと自分の音を追求できると思います。今ではAETはなくてはならないものとなりつつあります。
結局のところ、しっかりした機材を、しっかりした使い方さえすれば、あとは機材の特性に合わせて使い分ければいいのだということを学びました。
CALM
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