CDP DENON1650AE
プリアンプ AH! PL3(インレット JODELICA交換)
パワーアンプ AH!PL5
SP オーラムカンタスVOLLA TAOCスタンド
使用ケーブル プリ用AET SCR AC EVO+JODELICAプラグ(自作)
パワーアンプ用ナノテックシステムズ+オヤイデF1M1(自作)
CDP~プリ~パワーは全て国産M社7N単線RCAケーブル
試聴に使ったソフトのジャンル ジャズ、ロック、クラシック
この度はモニターさせていただき嬉しく思っております。約40時間のエージングを経ましたのでレビューさせていただきます。大きくは解像度(情報量)・空間性・鮮明さ・定位・ダイナミックで比較試聴したつもりです。
まずは解像度(情報量)として試聴したのがビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビィ」の1曲めです。
観客の会話やグラスの触れあう音等がどう違うのかが興味の対象でした。HCRの音調が高域よりのせいか鮮明に聴こえましたが、情報量としては互角ですね。ただ地下鉄が通過する音は低域に長けた既存ケーブルが振動を感じさせると思います。
次は空間性としてどのような響きを感じられるのか、また定位はどうなのか知りたくてワンポイントマイク録音で知られるチェスキーレーベルの、NYCの古い教会で録音されたコリエル、ベイリー&ホワイト「TRAFFIC」1曲目を試聴しました。SACD盤です。
定位感はほぼ互角です。ただ奥行き感は既存のものに軍杯が上がる気がしました。その差は僅差ではあります。単線の滲みの少なさが要因かも知れません。
音の躍動感を知りたくてドゥービーブラザーズ「キャプテン・アンド・ミー」からロング・トレイン・ラニングを試聴しました。
これもハイコードのカッティングにファンキーなベースが肝の曲です。甲乙つけがたい印象ですが、中盤のブルースハープの音がOFF気味な感じがします。若干ドンシャリ傾向とベールを被っているのをエージングで解消されれば良いのですが。
パワー感とダイナミズムと云う事でホルスト「惑星」レヴァイン指揮シカゴ交響楽団を聴いてみました。1曲目の火星です。
いつも音が差し迫ってくる気配で心拍数が上昇する感じがして、緊張する1曲ですがダイナミックスさは互角です。ただエージング不足によると思われるのですが中域不足で閉塞感は覚えませんでした。(笑)SN比も優れたケーブルだと思います。
最後はジャクソン・ブラウン「レイト。フォー・ザ・スカイ」からタイトル曲です。シンプルなバンド構成で、小さなスタジオで録られた音での肉声とギターの乾いた音が、いかに心に染み入るか興味津々です。
良いですね♪爽やかさを感じる清々しいヴォーカルに聴こえました。毎朝聴くのに良い感じかも知れません。でも爽やかさだけじゃなく、説得力も感じられます。
40時間と云う短時間のエージングだったので、何とも言えないのですが良いケーブルだと思います。柔らかく取り回しが楽なケーブルですね!コネクターは当初きつい印象を持ったのですが、ちょうど良いかも知れませんね。
エントリーモデルながらCPの高いケーブルだと思います。暫く使ってみようと思います。何故なら聴き疲れしないからです。
今回はモニターに機会を与えていただき、非常に感謝しております。出来ればSCR EVO LINEだったらと贅沢な事を考えてしまいますが、どうもありがとうございました。
追記
どうしても既存ケーブルの音調が好きだったのか、一度お返ししようとメールをしました。お返しする前に、ある1点どうしても気になる事があり接続を変えました。それはCDP~プリアンプ間の接続の試聴だったので、プリアンプ~パワーアンプ間の接続に使用しました。計60時間経過後の感想です。
OFF気味だった中域が気にならなくなりました。高域の伸びにより非常にさっぱり感を感じられます。それならばとベースのブーミーさに閉口して聴かなくなったビル・エヴァンス「エクスプロレイションズ」を聴いてビックリ!すっきりと聴けるではないですか!
と云って低域不足ではなく、タイトでベースのゴリゴリ感が増しました。
やはり機器との相性はあるのですね!総じて高域に伸びが加わり、非常にクールな音調でありながら熱いジャズを感じさせてくれる音になったと思います。