コントラバス演奏家の池尻 洋史様よりモニターレポートを頂きましたのでご紹介します。
池尻 洋史様のWebサイトにはライブ情報等も掲載されております。
http://www.hiroshiikejiri.com/
普段のセッティング
自分は普段コントラバスで演奏活動を行っています。
できることなら電気的に拡声せずに演奏をしたいと思っていますが、場所の環境や編成や内容などを考慮しますとアンプやPAを使用せざるを得ない場合があります。
大きい会場でPA設備がある場合にはマイクとコントラバス本体に取り付けるピエゾタイプのピックアップからアンプやPAに信号を送ることになります。小さい会場においてはマイクを使用せずに手元のアンプにピックアップをつないで本体の生の音とアンプで演奏をします。
コントラバスにピックアップを取り付けてアンプで拡声するということは自分にとって非常にストレスとなります。
ピックアップにはいろいろなタイプがありますが、どれにもクセがあります。こもったような音になるものやギラついた音になるものやアタック音がつぶれるものなど・・・生の音をそのまま出力するものは一つもないと言い切って良いと思います。言い方は悪いですが「我慢できるものを使用する」ということになります。
そこで重要になるのがアンプとシールドになります。
このHIN SHIELD HGは様々な点で驚かされると同時にアコースティック楽器に最適なシールドであることを確信しました。
今回はピックアップにDavid Gage社のThe Realist for Bass、アンプはPhilJones Bass社のBriefcaseを使用。このアンプは低音が少し強くでるが、全体的に色づけの少ないクリーンな音が特徴です。
音色について
どの音域に置いても音が直線的に出ています。ピックアップの特性がそのまま出てくるのでEQによる修正が非常に楽です。他のシールドの様に特定の音域が目立つということがないので、ボリュームを上げていってもEQを再調節する必要がありません。他社製のシールドによくありますが、特定の音域が変に強調されていたり、足りない音域のせいで物足りなく感じたりといったことがありません。必要な音域において、どこも強調することなく、また欠けることなく出力されています。
この点は自分のアンプを使用できないような場合においても有効です。ピックアップやアンプやシールドといった要因が複雑に絡み合う中でのEQ調節は非常に難しく、うまくいかないことも多いですが、特性のフラットなHIN SHIELD HGを使うことでこの作業が簡単になります。
また、引き締まった低音域はベース奏者にとって大きな助けになります。必要以上に膨らんでいたり、痩せていたりということがないので、芯のあるローエンドが聞こえます。
レスポンスについて
このHIN SHIELD HGを使用していて特にすばらしいと思った点は、音がアンプから出るまでのレスポンスです。いままで使っていたシールドは何だったのか・・・というぐらいです。
恥ずかしながらシールド選びにレスポンスを意識したことはなかったのでこの点には驚きました。弾いてから鳴るまでのタイムラグが少ないということが、アコースティック楽器奏者にとっていかに重要であるかということを教えてもらいました。手元の楽器の音とアンプの音がシンクロする快感は他のシールドではなかなか味わうことができないでしょう。
取り回しの点に置いても他の高級ケーブルの様に固すぎずにほどよく柔軟性もあり、ストレスがありません。外皮がゴムではないのでひっかかったりすることもありません。
最後に
すばらしい音色とスピード感です。このシールドを使うことでコントラバスを拡声する際のいろいろなストレスが軽減されました。アコースティック楽器奏者には是非おすすめしたいです。
このHIN SHIELD HGは自分の演奏活動において大きな助けになっています。
池尻 洋史(IKEJIRI Hiroshi)様のWebサイト
http://www.hiroshiikejiri.com/